• HIDETO

【新刊】ボーイズ・ラン・ザ・ライオット

トランジェンダーの作者が描く、高校生たちのファッションブランド挑戦譚!!




第77回ちばてつや賞ヤング部門にて優秀新人賞を受賞した学 慶人 (がくけいと)が描く漫画。本作が連載デビュー作となる。自身も身体は女性として生まれたが、心は男性のトランスジェンダーである。


ストーリー

身体は女、心は男。自分の性別に悩む高校生の凌。2年生になり、スカートを強制されることに嫌気がさしていた頃、彼のクラスに派手な恰好をした留年生・迅が現れる。ヒゲを生やし、ピアスを空け、長い髪を一つに纏め、自由奔放に生きる姿は自分とは真逆そのもの。翌日、凌のもとにやってきた迅はこう言うのだった。「俺と一緒にブランドやんねェ!?」名もなき少年たちによる、革命を起こす服づくりが始まる!!


熱い!

とても惹かれる漫画です。とっかかりがトランジェンダー、作者もトランジェンダーっていうのは正直関係ない。この漫画が好きなとこは本音でぶつかるというこの青春感。トランジェンダーっていう複雑な問題でわかりやすくしているけど、自分が好きでやりたいこととか、本音が周りにどう思われるかっていうことで躊躇したり、本当のことが言いづらかったり、絶対に誰もが経験してきている問題に対してそんなん関係ねぇだろ!って自分がどうしたいかが大事だろって!そう伝えようとしていることが私には伝わってきました。

自分の夢に挑戦できない弱者こそが人の夢を笑う



まだ1巻が発売されて読んだばかりなのですが、絵柄とか内容が「BECK」となんか被ります。

BECKはめちゃくちゃ好きな作品なのですが、ハロルド作石先生自体の漫画が大好きで「バカイチ」や「ストッパー毒島」も持っていて何回読み返したことか。なんかいい意味でB級感があるっていうか、売れる漫画感がない方が本当の漫画好きは好むというか…褒め言葉なんですがわかるでしょうか?ww


なんていうか私は漫画が好きで好きでしようがないんです。40も過ぎても。みなさん知っているかはわかりませんが、現代のカリスマ美容師「オーシャントーキョー(OCEAN TOKYO)」代表 高木琢也氏が書籍の紹介の仕事で漫画を紹介していました。見た目は赤髪でまぁ普通にいったらチャラいです。それもあってバカにされたりすることもあるでしょう。ただその経営手腕や、成功者の思想はまちがいない方です。そういった見た目も自己プロデュース力であってまさにカリスマです。そんな彼は自分の本も出しているにも関わらず、自分はバカだから本が読めない。漫画で学んできたと言って漫画を熱く紹介していました。でも漫画にもそれだけの価値が私もあると思います。入り込みやすいし自分に置き換えて考えやすい。


そしてこの漫画が心に刺さったのは

”好きなもので勝負する”ってことだと思う

ここです。正直それができれば苦労しないというのは努力してない人だと思う。挑戦して挫折してそこを掴み取った人の境地だからこそ口にする。必ず成功するとは限らないがやったものしか成功する権利すらないという事実。これを夢物語と思ったら可能性すらない。漫画という媒体でそこを訴えかける熱さを感じたこの漫画はこの先どう展開していくかはわかりませんが、イチオシです!

夢が詰まってます!



2回の閲覧
© 2020 DELIGHT DESIGN All Rights Reserved .
  • Facebook ホワイトアイコン
  • Twitter ホワイトアイコン
  • Instagram ホワイトアイコン