• HIDETO

先生の白い嘘

最終更新: 5月1日

男と女の間に横たわる「性の不平等」を真正面から取り上げた問題作。


先生の白い嘘』(せんせいのしろいうそ)は、鳥飼茜による日本漫画作品。『月刊モーニング・ツー』(講談社)にて2013年10月号から2017年11月号まで連載。単行本は全8巻。「このマンガを読め! 2015」で第8位。

レイプ」を題材にしており、24歳の高校教師・原美鈴を主人公に、男と女の間の「性の不平等」が描かれている。




ストーリー

原美鈴は24歳の高校教師。生徒を教師の高みから観察する平穏な毎日は、友人・美奈子の婚約者、早藤の登場により揺らぎ始める。二人の間に、いったい何があったのか?――男と女の間に横たわる性の不平等をえぐる問題作 。







作者は女性。近年少年マンガにおいては、週刊連載の過酷さもあるのか劇画タッチの絵柄はほぼ皆無である。昔ではジャンプなどにも「北斗の券」「魁男塾」「シティーハンター」などリアルタッチの絵柄の漫画も多かったが、今のジャンプではリアル絵は見かけなくなった。


この作品はリアルなタッチで、内容もリアル過ぎる社会問題に切り込んでいる。

少女漫画のようなタッチでもなく、リアルタッチなのだが女性が描いたとわかる見やすさが好きだ。

こういう闇に切り込んだ内容で面白い漫画を描いている”浅野いにお”先生とは夫婦である。

やはり、考え方というか感性が近しく惹かれ合うのかもしれないですね。


この漫画は胸糞シーン多々です。そして暴力的。

漫画を読むといった感覚ではないです。正直。

それこそ日曜昼間にやっている、社会問題に切り込んだドキュメンタリーを見ているような …

そして見た後に呆然と何か考えさせられるような、そんな作品です。娯楽漫画ではないです。


性の不平等、男らしさ、女らしさ

読んだ男性は考えよう。力が強い男は本当に強者なのか。

読んだ女性は考えよう。力が弱い女は本当に弱者なのか。

社会の中に未だはびこる男女の不平等や、不公平について。


このような内容を漫画という媒体で表現してしまう鳥飼先生はすごいです。

これからの作品にも、目が離せません。鳥飼茜という漫画のジャンルから。





そんな鳥飼ジャンルが炸裂する新作「サターンリターン」がスピリッツで好評連載中です。

様々な「喪失」を描いた問題作です。毎回思いますが、デザインがカッコイイ!

















47回の閲覧
© 2020 DELIGHT DESIGN All Rights Reserved .
  • Facebook ホワイトアイコン
  • Twitter ホワイトアイコン
  • Instagram ホワイトアイコン